8つのボールデータ計測

8つのボールデータ計測 前編 具体的に、PXG大阪ドライビングレンジで利用できる「トラックマンレンジ」ではどの様な事が出来るのでしょうか?主な機能は「8つのボールデータの計測」と「3つのゲームモード」です。


まずは、トラックマンレンジで計測できる8つのボールデータについて前後編にわけてご紹介していきます。



この8つのボールデータを把握し、分析しながら練習する事によって確実に練習の質は向上し、ゴルフのレベルアップ・スコアアップにつながります!


ですが、普段このような測定をしながら練習する機会のある方はほとんどいないでしょうから「数字は出ているけど、一体何のことやら?」といった方が大半かと思います。


各項目については、今後のコラムで詳しく解説しますが、まずはこの8つのボールデータが何を表しているのか簡単にご紹介します。


一部、トラックマン社のブログ記事もリンクさせていますので、そちらも是非ご覧下さい!



計測できるデータは上の画像に記載している8つ。順番にご紹介いたします



    キャリー    

キャリーとは、ボールがノーバウンドで空中を移動する距離です。トラックマンレンジのキャリーの数値は「ボールが打ち出された地点の高さと同じ高さをボールが通過した地点までの距離」を表します。


キャリーとは? | トラックマンゴルフブログ (trackmangolf.jp) また、測定値は「練習ボールの実測値」と「コースボール換算値」の2つのデータを見る事が出来ます。


アイアンショットでは確実にグリーンオンする為に、各番手のキャリーを知っておく事が大切になります。   



   トータル   


キャリーの距離+転がった距離の合計飛距離です。

また、測定値も「練習ボールの実測値」と「コースボール換算値」の2つのデータを見る事が出来ます。

ドライバーからウェッジまでの飛距離を正確に把握し、実際のラウンドでの番手選びに活用しましょう!



  ボールスピード  

ボール初速とも言われます。

飛距離アップの為にはこのボールスピードを上げるのが最重要です!

ボールスピードが約0.45(㎧)高まることで、約2ヤードの距離を伸ばすことにつながります。



ボールスピードは、クラブスピード(ヘッドスピード)とインパクトから生み出されます。思い切り振ってクラブスピードが上がればボールスピードも上がりやすい反面、芯を外してインパクトすれば低下します。


トラックマンのボールデータの解説 | トラックマンゴルフブログ (trackmangolf.jp)



  最高到達点  

ボールが最も高く上がった地点を差します。

キャリー等の項目と同様に、「フィールドのアップダウンが無い場合」の数値を算出します。

100ヤード以上のショットの場合、「ドライバー~ショートアイアンの最高到達点はほぼ一定」となります。クラブスピードやボールスピードに対し、高すぎるor低すぎる場合には飛距離をロスしている可能性があります。


例えば、ロングアイアンだけ最高到達点が低い場合などがよくあります。

その場合にはボールの上がりやすいユーティリティに変更すると良いでしょう。

この様に、クラブセッティングの参考にもなる数値です。



   打出角   

打ち出し角度とは、水平面(地面)に対してボールがどの角度で飛び出しているかを示す値です。「打ち出しの高さ」とも表現されます。


この打出角も飛距離アップには大きく関わる要素となります。


打出角を最適化する事で「飛距離アップ」や「ボールを高く上げる」事に繋がります。


クラブスピードが遅い方は「高め」、クラブスピードが速い方は「やや低め」の打出角によって飛距離が最大化します。


打ち出し角とは? | トラックマンゴルフブログ (trackmangolf.jp)



  左右打出角  


設定したターゲットに対し、打ち出し方向がどれだけ左右にズレたかのを示します。



左右打出角はドライバーの場合には「約80%がインパクト時のフェースの向き、20%がヘッド・スイング軌道などの要素」が影響します。


昔は「スイングの軌道にボールは飛び出していく」と言われていましたが、トラックマンをはじめとした高精度弾道測定機による解析により、誤りである事が分かりました。



左右打出角の数値が大きい場合には、まずはスマホなどでご自身スイング動画を撮ってみてスイングをチェック。スイング軌道に問題が無さそうであれば、フェース面を意識した練習をすると良いでしょう。




  キャリーサイド  

設定したターゲットに対し、何ヤード左右に曲がった場所でボールがキャリーしたか、の数値です。ターゲットに対して前後の距離は計測されず、あくまでも「左右のズレ幅」のみを示します。


ちなみにPGAツアーの選手の平均値は

180 ヤード = 6.7 ヤード

120 ヤード = 3.1 ヤード

60 ヤード = 1.5 ヤードだそうです。


しかもこの数値が平均値なのですから、いかに世界のトッププロのショットが正確なのかが分かりますね!

皆様も方向性の練習の際には「○○ヤード以内に収める」など、自分なりの目標値を設定して練習しましょう!



    ピンから    


設定したターゲットから何ヤード離れた場所にキャリーしたのかを示します。

キャリーサイドが左右のズレのみを示すのに対し、「ピンから」では前後の距離を含めた数値となります。


日本のゴルフ場の場合、グリーン形状にもよりますが直径が30~35ヤード程度のところが多いと言われます。ですので、ピンまでの数値が15ヤード以内であればナイスオンと言えるでしょう。


ちなみに、一般男性ゴルファーの場合、トラックマンのテストでは160ヤードのターゲットに対するピンまでの平均値は約24ヤード。グリーンオン率の平均は約38%だそうです。


終わりに

前回、そして今回とトラックマンレンジで測定できる「8つのボールデータの計測」についてご紹介しました!この8つのボールデータがどういった数値なのか、少しでも皆様の理解が深まれば嬉しいです。