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データ計測《キャリー》後編

「キャリー」を知る 後半〜キャリー数値をラウンドで活用する〜


キャリーについて、前編にひき続きをお話していきます!




《キャリーの階段》


ゴルフは14本のクラブを使ってプレーをしますが、その理由は「違う距離をクラブごとに打ち分ける」為です。

なので、クラブごとに適切なキャリーの飛距離差が出ている必要があります。


まずは参考にUSLPGAツアーとPGAツアープロの各番手のキャリーを見ていきましょう!



番手ごとのキャリーの差は10ヤード前後あるのが理想的です

(ドライバー~3Wの差は除く)

上の表もおおよそ8~12ヤードくらいの間隔になっていますね。


また、クラブスピードが速くなる程、飛距離の差は大きくなります。

クラブスピードの速いPGAツアープロの方が、番手ごとのキャリーの差が少し大きくなっています。



《キャリーの差がとても少ない場合は?》

上の表の中で、キャリーの差が少ない箇所は赤く示しています。



例えば、USLPGAツアープロの7W~4番アイアンの飛距離の差は5ヤードしかありません。

この場合、キャリーの飛距離の差が少なすぎるので、クラブセッティングとしては7Wか4番アイアンはどちらか1本にした方が良さそうです。


USLPGAツアープロの場合、アイアンは5番アイアンからのプロが多数なので「4番アイアンは不要」と判断しているのでしょう。



《アマチュアゴルファーによくある事例》

一般のアマチュアゴルファーの場合には「3W~5Wのキャリー差」「ロングアイアンのキャリー差」が上手く出ていない場合が多くあります。


その場合には、「3Wは抜いて上がりやすい5Wを多く使う」「ロングアイアンを抜いてユーティリティを入れる」という様にクラブセッティングを工夫するのが良いです。


キャリーの差が出ていないという事は、どちらかは「不要なクラブ」か「難しすぎるクラブ」である可能性が高いという事。

難しい番手を使わないだけでも、ゴルフが簡単になりますよ!




《終わりに》

今回「キャリー」についてお話してきました!


キャリーの飛距離を把握する事で、「コースでの番手選びの参考」「クラブセッティングの参考」にする事ができます。


皆様も、トラックマンレンジで全てのクラブを練習する際には、各番手のキャリーの差をチェックしてみましょう!


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